自宅にフィンガーボードをDIYで設置してみた
先日、新居に引っ越しました。
部屋自体は6畳と狭いのですが、大きな荷物をいろいろと物置に収納できるため、今度こそきちんとトレーニングスペースを確保しようと決意。
レイアウトを必死に考えて「ここしかない!」という絶妙な設置位置を見つけました。
今回はフィンガーボードの設置方法を紹介していきたいと思います。
■フィンガーボードとは
クライミングのホールドと同じような型で懸垂が出来るナイスなトレーニングマシン。
ガバ、カチ、ポケット、弱スローパーなどの形で指や腕や体幹を鍛えられる。
ぼくが持っているのはメトリウスのプロジェクトボードです。
2×4材を使ってDIYしてこいつを部屋に取り付けます。
ちなみに2×4(ツーバイフォー)材とは木工によく使われる規格の角材のことです。
2インチと4インチの厚みで切り出しているのですが、実際は乾燥によって1.5インチと3.5インチくらいになります。
角材をどうやって部屋に取り付けるかですが、DIY用に突っ張るものが各社から出ています。
有名どころだとディアウォール、ラブリコ、ウォリストですね。
若井産業 WAKAI ツーバイフォー材専用壁面突っ張りシステム 2×4 ディアウォールS ホワイト DWS24W
- 出版社/メーカー: 若井産業(Wakaisangyo)
- メディア: Tools & Hardware
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平安伸銅工業 LABRICO DIY収納パーツ 2×4アジャスター オフホワイト DXO-1
- 出版社/メーカー: 平安伸銅工業
- 発売日: 2016/08/02
- メディア: Tools & Hardware
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ぼくは今回ウォリストを使いました。
ただ柱を突っ張るだけが目的だったので、用途としてはラブリコかディアウォールのほうが向いているのですが、引っ越し前からウォリストを使用していたこともあり使い回しました。
ちなみにウォリストの仕組みはこんな感じ。2×4材の上端に取り付けて側面をねじ止め。
あとは調整ねじを回してジャッキを上げて天井に突っ張る。
というわけで最終的に使った材料はこちら
- フィンガーボード本体……1個
- 2×4材……2本
- ウォリスト……2個
- フィンガーボード取り付け用の板……1本
- 金具……4枚
- 各種ネジ
使ったものはこちら
一番最後、一番重要。
まあようは図工に慣れている人ってことですね。
手順としては
- フィンガボード取り付け用板にフィンガーボードを取り付け
- 1の四隅に2×4材と連結するための金具を取り受け
- 2×4材にウォリストを取り付け
- 取り付け用板の幅だけ間隔を空けて3を設置
- 4に2を取り付けて完成
と言った具合です。
実際にやっている様子
手順5に該当する取り付け部分。難しいものではないので、ここだけ見れば「ああ、そういう感じか」と分かると思います。
いやー、持つべきは友だね、うん。
完成した様子。これで快適懸垂ライフが待ってるぜ!
「インパクトドライバーをそもそも持っていない!」という人、特に一人暮らしでは多いと思うんですが、ホームセンターで1泊1000円くらいで借りられます。
角材も天井の高さに合わせて指定した長さにカットしてくれるところが多いので、かなりDIYのハードルとしては低いと思います。
「いや、人にやらせておいて何偉そうに言ってんねん」という声が聞こえてきそうですが、一応言っておくと作業のほとんどは自分でやっています。さすがにね
手順5のときにフィンガーボードの板を持ち上げながらねじを打つのが一人では難しかったため手伝ってもらい、ついでにそのまま残りも打ってもらいました。
メトリウスのフィンガーボードは重いので、値段は張りますがビーストメーカーなど木で出来ていてよさそうです。
クライミングジムにあるのもだいたいこれ。ただ、高い。
あと品薄で入手困難なイメージがあります。
以上、「クライミングもっと強くなりたいけど自宅トレーニングどうしよう」という人の手助けになれば幸いです。
偉そうなこと書いてますが、ぼくはクライミング全然出来ないですし、DIY面白そうだからやってみるかの意味合いが強くて購入しました。そう、前の家に引っ越したとき(約2年前)にね。
今度こそちゃんと使いたい……。